デニムコラム#002(洗濯①について)

デニムコラム#002(洗濯①について)

By KURO GINZA

こんにちは山田です。

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。先日東京アラートが解除され、緩和段階がステップ3になりましたが皆さまお変わりございませんか。

度々登場する僕ですが、デニムコラム第2弾の今回は店頭でもしばしば訊かれますデニムの洗濯に関してお話しします。

抑もうちのデニムをお持ちの方もそうでない方も、1度は洗濯方法を調べたこともあるのではないでしょうか。濃紺の雰囲気が好きな方、色落ちを楽しみたい方、手持ちのデニムが破けてしまった方、それぞれだと思います。そしていざネットで調べてみたら諸説諸説諸説。

わかり難いですよね。

僕が実際お店でもお伝えしている通り申し上げますと、

「裏返しにして普通に洗って下さい。できれば手洗いが望ましいですが、デニムは色が落ちるので淡色物とは避けて下さい。」

こんな感じです。普通というのは語弊がありますがニュアンスをお伝えしたいので日頃より使わせて頂いております。

次の質問は洗濯機の場合はどうしたらいいかです。

「できればネットに入れて単品が望ましいですが、濃色物と一緒でも結構です。」

次の質問は洗剤です。

「市販の洗剤でもいいのですが、できれば中性のものが望ましいです」

最後に頻度問題です。

「匂いがついたり汚れたら洗って下さい。ただデニムは色が落ちるのでバランスをみて洗って下さい。

まず、デニムは経糸のインディゴ染料で染まった糸が表面にでています。なので経糸の接触を極力避けインディゴの色落ちを抑えるようにするのは裏返しになります。

また、デニムのインディンゴの主成分はアルカリで染めています。こういった酸性やアルカリの水溶性の数値をph(ペーハー)といい、学生時代にやったリトマス試験紙のやつですね。食器用洗剤やシャンプーのCMでも聞いたことがあるのではないでしょうか。

話を戻すとデニムはアルカリですが、漂白剤が入る洗剤や汚れを落とす成分が強いものですと、デニムの色落ちも強くなるので(phにおける反対の酸性)、間をとって中性洗剤が望ましいです。

いわゆるレプリカジーンズと呼ばれるジーンズメーカー各社や、東京店からも程近いベルベルジンの藤原さん監修のものなど、インディゴの色落ちを極力軽減させ、汚れのみを除去するものなど色々あるみたいです。こちらもご参考までに。

最後に頻度に関してですが、デニムは当然洗うと色が落ちます。

しかし洗わないと汚れや皮脂が蓄積します。そのため生地の寿命と色落ちのバランスをみて洗って頂ければと思っております。

ブランドによっては1年間洗わないで下さいという所や、頻繁に洗って下さいという所もある様ですが、恐らく前者はリジッドデニムを指し、新品で洗うと縮み幅が大きくなる為、ある程度着用し縮率を下げるという意味だと推測できます。後者は衛生面に重きを置いているかと思いますが、この「デニムの洗濯」に関してはブランドや取り扱い店の捉え方に相違があるので、お店によってお伝えする内容も異なるのは確かです。

長々と御託を並べて参りましたが、デニムの洗濯については沢山諸説ありますし、前回のブログとも重複致しますが一概に正解がないということに尽きます。理由はお店、メーカー、ブランドにより異なるからです。

今後もKUROでは洗剤を作ることはないですが、「ものづくり」をして終わりということではなく、あくまでファッションとしてのジーンズとして捉えております。

先日お店であったケースですが、「ブラックデニムが色が落ちて見窄らしいので、新調しに来ました」という方です。どういう状態かお伺いますと、「端が色落ちしてアタリがついてきてしまって」と。

内心は「いや、それカッコいいじゃん笑」と思いました。勿論お客様のTPOにも拠りますが、「それカッコいいんじゃないんですか?」ともう発声していました。

ブラックデニムは色が落ちるとグレーになります。90sの全体にフラットな色落ちもいいですが、抑もデニムはインディゴなので、ブラックデニムでいわゆるヒゲ等のメリハリのある色落ちが入ったものは少ないのでそれがまたカッコいいです。

僕個人的にはジーンズ好きが高じていつのまにかこの場におりますが、ジーンズを長く穿く気概もわかりますし、洗剤や洗濯方法を極めることが大事だと以前は思っておりました。ジーンズを長く穿く為の保存管理知識は入社して得られましたが、正直この場で述べるには非常に退屈な方が多いと思います。

その側面ではなく、ファッションとしては穿き方や合わせ方がより楽しめるきっかけに個人的にはなりました。洗濯方法の追求やお買上げ頂いたことをおざなりにするつもりは勿論ないですが、本音を申し上げるとウエストがガバガバだっていいんです。破れていても当て布があろうがペンキの飛びが入っても、むしろそれがカッコイイんです。

要は何が言いたいのかと言うと、昔聞いた楽曲が昔は聞きもしなかったのに今はとても理解できるようなものです。

洗濯の話で大変長くなりましたが、梅雨時期やこのご時世で気分が沈みがちだと思いますが、そんな時ムードを一瞬で持っていくことができるのが音楽だと思います。

前回の佐藤に引き続き音楽で今回のブログを締めくくりたいと思います。アメリカでは警官問題から暴動にまで広がったりと混沌した状況になっておりますがかつて人種の壁を取っ払ったといっても過言ではないアーティストがいましたね。

そこで今回はMicheal jacksonから1982発売Thriller収録のThe Girl Is Mine(with Paul McCartney)です。

ではまた次回。

KURO GINZA 山田

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