
#006 - HELVETICA(シルエット編)
9月はシルバーウィークもありましたが、いかがお過ごしでしたか。1ヶ月程前はまだ30°近くあったのに、急に秋めいてきましたね。
夜は特に肌寒くなってきましたので、そんな時は羽織りものと言いたい所ですが、暖かいものに限ります。夏場にはどうも食欲が湧かずそうめんばかりの僕でしたが、ご飯が美味しい季節になってきましたね。
そんな訳で蕎麦屋行って来ました。

場所は地下鉄日比谷駅から近く、アルマーニの制服で話題になった泰明小学校のすぐ近くにある老舗蕎麦屋さんの「泰明庵」です。以前から行ってみたかったのですが、理由は名物の「せりそば」を無性に食べてたくなりまして。
秋田の郷土料理できりたんぽは聞いた事があると思いますが、これに入るせりがまた美味しくて、いい味してるんですよね。
いざ入ってる見るともう最高の光景でした。昔ながらのお蕎麦屋さんという雰囲気で、何がいいって全席でもう始めていたことです。そうなるよねと内心思いつつ、またのんべえにはたまらない肴の種類が多いこと。。

心の底から仕事途中に行ってしまったことに後悔しました。
勿論そばもよかったですが、お酒好きの方にはよりいいのかなと思いました。次回は山菜の天ぷらを食べに行こうかなと思います。
KURO GINZAからは徒歩5分位ですので、洋服をお買い上げ頂きました後にゆったりとお蕎麦はいかがでしょうか。
話は変わりますが今回ご紹介するのはHELVETICA(ヘルベチカ)です。
昨年から出し始めたのですが当初の印象は、毎日あの伸びるやつありますか?、モンスターストレッチありますかというお声が多々ありました。
このモンスターストレッチというネーミングの如く抜群の伸長率と回復率があります。平たくいうと楽です。
すみません。というのも市場に出回るストレッチデニムの多くは生地を縮ませた後、元の大きさに戻る動きのことをストレッチと言ってきました。しかし実際には縮ませることで生地には負担がかかっています。イメージは無理やり生地を引っ張るような感じです。
それに対しモンスターストレッチの生地は、その伸長に耐えられるよう太めの糸の周りにコイル状にストレッチ繊維を巻くことで、糸自体を伸ばす原理で作られています。また、キックバックも高いので膝も出にくくきれいに着用できます。
加えて拘ったのが表情です。よくあるストレッチデニムは地の目が潰れることで、経・緯糸のコントラストが軽減することで、のっぺりした(悪くいうと味気ない)表面になり易い為デニムと言うにはやや物足りなさを感じます。
この点を考慮し糸の紡績から、デニムの織布の工程を幾度と繰り返し完成したのが「見た目が綿100%のストレッチデニム」です。これが2番目の特徴です。
最後に3番目の特徴ですが、セルビッチ(耳付き)デニムは今日見かけることが増えたように思います。しかし織機の性質を踏まえると綿100%のデニム生地が殆どです。そこにストレッチ素材のデニムも、色落ちも楽しめるようシャトル織機を使っているので、色落ちも期待できるセルビッチストレッチデニムとなっております。
シルエットは全体的に細身のテーパードです。ゆる過ぎず、細過ぎずないので幅広いシーンでご利用頂けますので中には仕事でも使われる方もいらっしゃいます。
コーディネートは全体的に細身のスタイルが相性いい感じです。銀座では革靴にシャツ、タイとジャケパンスタイルが多かったですが、スニーカーでしたらハイテクはもちろん、着用画像のようにカジュアルもありです。履き心地抜群のジーンズ、是非体験してみてください。
KURO TOKYO 山田